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食べて元気に!体質別おすすめ薬膳鍋(味付け編)

2023/12/18

栄養・レシピ

冬といえばお鍋!

野菜もたっぷり取れるお鍋は栄養豊富で寒い冬に積極的に食べたいメニューですよね^^

 

 

お鍋を食べて元気になろう♪
ということで

 

【体質別おすすめ薬膳鍋】をご紹介します!!

 

薬膳と聞くとなんだか難しそうな気がしてしまいますが、
特別な材料は必要ありません。

身近な食材でお家で簡単にできますよ^^

 

 

薬膳の世界では、食材は様々な特性を持っているとされています。

 

体を温めたり冷やしたり、体の機能を助けてくれたり。

そんな薬膳を自分の体調管理に美味しく役立てられたらいいことづくめ♡

 

今回は⦅味付け編⦆としてベースをご紹介していきます。

 

 

 

最初に少しだけ体質のお話を^^

東洋医学では五行という、体の機能やあらゆる自然界のものを分類する方法があります。

 

 

木=肝(酸味):女性の不調がでやすいところ。

火=心(苦味):メンタルに影響が出やすいところ。

土=脾(甘味):胃腸に影響が出やすいところ。

金=肺(辛味):肌の不調や呼吸器系に関係するところ。

水=腎(鹹味):冷えやむくみ、慢性的な疲れが出やすくなる。

 

 

この五行は食材にも当てはまり、食べることで働きを助けたり逆に食べすぎると悪影響がでたりします。

 

ご自分の体調で気になるところはありますか?
五行の肝・心・脾・肺・腎にぴったりのお鍋を食べて元気に過ごしましょう^^

 

 

【肝】イライラ改善、血流良くしたい

梅の水炊き鍋&ポン酢たれ

 

酢や梅干しは肝に働きかける酸味食材。

肝は気血の流れを調整しており、解毒の働きもあります。

水炊き鍋に日本の健康食品である梅をプラスすることでデトックス効果がアップ!

 

 

【心】メンタルの安定

カレー鍋

 

カレーに含まれるターメリックやカルダモンは、心に働きかける苦味の性質があります。

特にターメリックは肝機能アップの効果もあり、Wでおすすめ!
市販のカレールーは添加物や油も多いので、カレー粉を使ったり余裕があればスパイスを調合して自分好みに作ると安心で楽しいですね^^

 

 

【脾】胃腸が弱い、美肌になりたい

トマト鍋

 

じっくり煮込んで甘味を引き出したトマトは、旨みもたっぷり!

胃の調子を調え、消化の助ける効能があります。

ちなみに夏野菜であるトマトは生で食べると体を冷やすのでご注意を。

 

 

【肺】風邪をひきやすい、免疫アップしたい

キムチ鍋、ごま豆乳鍋

辛味食材は気を巡らせる効果があり、同じく呼吸機能によって気を巡らせる肺の働きを助けてくれます。

 

また、白色の食材も乾燥に弱い肺を潤します。白ごま・豆乳の組み合わせもおすすめ!

 

 

【腎】疲れやすい、冷えやすい

塩麹鍋

塩麹は腎の働きを助ける鹹味(塩からい)であり、温め効果の高い発酵食品。

ただし発酵食品が体に良いとはいえ、塩分を多く含みますので摂り過ぎにはご注意を。

 

 

 

なんだかお鍋が食べたくなってきたのではないでしょうか?

薬膳鍋は具材だけでなく、スープまで味わうのがポイントです^^

温かいお鍋を食べて、元気に冬をお過ごしくださいね!

ブログをご覧いただきありがとうございました!

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